社長メッセージ

代表取締役社長 佐藤 盛三
国内外の事業を通じて
鉄道輸送を支えることにより
社会に貢献する

当社は創業以来75年にわたり、信号保安設備の製造・販売を中心に事業を展開してきました。

信号保安設備は、列車位置把握、ポイントや信号機の自動制御、列車速度自動制御、踏切保安設備制御などを行う設備群の総称です。さらに数多くの技術部門から成り立っている巨大な鉄道システムにおいて、土木設備が骨格、線路設備は血管、車両設備を血液というように人体のパーツに例えると、信号保安設備は脳神経系に相当し、その生産と補修が当社の役割となっています。

当社の企業理念には、「社会への貢献」、「新技術への挑戦」、「環境との調和」の3点が掲げられています。当社は、製品を通じて鉄道や踏切を利用される皆様に貢献することを心掛けています。またネットワークとAI技術を導入した運行管理システムや信号設備監視システムによって鉄道事業者の輸送担当者や保守従事員の負担を軽減することで、鉄道事業の経営効率化にも貢献しています。また、信号保安設備の開発で知得した技術を応用して、道路や空港など鉄道以外でもさまざまな分野での産業用機器を手がけております。

一般的に鉄道は他の輸送手段に比べて輸送単位あたりのエネルギー消費量が少なく環境に優しい交通手段であるといわれていますが、鉄道運行業務をサポートすることにより当社もまた間接的に環境に貢献していることになります。もちろん生産拠点における環境改善や再生可能電力使用など、会社自体としての環境戦略にも力を入れています。

パンデミックや軍事紛争など激動の世界情勢が続いていますが、そのような中でも高速旅客鉄道新設や大規模貨物鉄道整備などの鉄道近代化プロジェクトが世界各地で計画されています。当社グループはこれからも企業理念に従い、国内外の事業を通じて鉄道輸送を支えることにより社会に貢献するよう心掛けてまいります。

代表取締役社長
佐藤 盛三
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