先輩インタビュー先輩インタビュー

弓倉 諒

入社動機

学生時代、研究室でロボットを作るという課題に取り組むなかで、チームでものづくりをする楽しさを知り、メーカーを志望するようになりました。大同信号に入社する決め手になったのは、説明会で若いうちから責任ある仕事を任せてもらえると聞いたからです。実際に入社2年目から担当を持たせてもらえましたし、期待通りの環境がありました。

学生時代の専攻分野や目指していた業界

弓倉 諒

学生時代はハード、ソフト、どちらも学んでいましたが、主に取り組んでいたのは電気・電子回路です。研究室のテーマは道路交通の制御でした。私は、自動車を法定速度で走らせたとき、渋滞や加減速を抑え、交通の流れをスムーズにするには、信号機をどうコントロールすればよいかという研究をしていました。研究テーマの影響もあって、社会インフラに携わる仕事に興味がわき、世の中に貢献できる大同信号に魅力を感じました。

現在の部署で担当している業務

弓倉 諒

踏切しゃ断機や踏切警報器を制御する「電子踏切制御装置」の開発に携わっています。私はその中で電子回路設計とプリント基板といったハードウェアの設計を担当しています。踏切に万一誤作動があれば大事故につながるため、何よりも安全性が重要です。近年は携帯電話やWiFiなどの電波が飛び交う中、電気的ノイズに強い回路設計を心がける必要もあります。そのため、当社の長年積み重ねたノウハウをただ踏襲するだけでなく、一つひとつ、なぜそうした設計になっているのかを理解するように努めています。先輩たちが設計に込めた安全性や効率化、信頼性への思いを読み解き、受け継いでいくことが、技術者としての成長にもつながると思っています。また、当社の製品は一旦導入すれば10年以上継続して使用されることが多いため、いかに長寿命化を図るかも課題の一つです。回路を動かす電気には最適値があり、むやみに電気を流せば寿命は短くなってしまいます。回路への負荷を抑えながら、適確に作動する領域を見極めることを常に意識しています。

入社以来、一番記憶に残っている仕事があれば教えてください。

弓倉 諒

入社2年目に設計担当者として初めて任された「保守用車用踏切制御装置」の開発が、一番印象に残っています。鉄道の営業が終了した夜間、踏切の保守を行う際に使用する装置で、作業効率の向上というお客様のニーズに応えるため、試行錯誤しました。まだ、右も左も分からない状態の中、私が設計した装置が踏切を制御するという緊張感はかなりのものでしたが、設計に関わるさまざまな作業を一から担当できたことは、大きな経験になりました。職場の先輩は気さくな方が多く、質問にはていねいに答えてくださり、スケジュールが押し詰まった際には手助けもしていただいて、無事納期に間に合うことができました。設置作業にも立ち会いましたが、自分が設計した装置が現場に設置された時の達成感は格別でした。その装置は導入から6年が経ちますが、一度もトラブルなく稼働しています。

技術職(ハード)として、大同信号で働くやりがいを教えてください。

弓倉 諒

踏切は世の中にたくさんありますが、当社の製品には「DAIDO」のステッカーが貼ってあるので、街で見かければすぐにわかります。当社の装置で制御されている踏切が、鉄道の安全な運行を支えている様子を見るたびに、技術者としてのやりがいを感じます。また、装置の開発にはソフトウェアの担当者をはじめさまざまな部署の方々と連携することが多く、学生時代、チームでのものづくりに魅力を感じた私にとって、あのころと同じわくわくする楽しさを味わえることが何よりのやりがいになっています。

技術職(ハード)を目指す学生へのメッセージをお願いします。

人は好きなものに対しては熱心に努力することができるので、ぜひ好きなこと、少しでも興味がある仕事にチャレンジしてほしいと思います。自分には足りないと思っている知識でも、入社後の研修などで必要な知識は学ぶことができます。私も充実した研修のおかげで、ハードウェアの設計や簡単なソフトのプログラミングを身につけることができました。ぜひ自分の興味のあることから発展して考え、希望する会社を選んでほしいと思います。

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