先輩インタビュー

矢吹 みち子

職務経歴:浅川事業所製造課 浅川事業所検査部検査課 係長 浅川事業所検査部品質保証課 係長 浅川事業所製造部生産技術課 課長 浅川事業所製造部リレー製造課 課長 浅川事業所製造部製造課 課長 現部署

入社動機

私は福島県の浅川町で生まれ育ちました。大同信号は地元で古くから製造工場を構えていたので名前は知っていましたが、就職を考えたときに改めて話を聞くと、町内では一番大きな会社だということを知ります。機械系の技術は全くなかったのですが、手先には自信があったことから、工場の製造現場の一員として当社への入社を決意します。当時から新人を手厚く指導する文化が根付いていましたので、不安なく作業を覚えていくことができたことを覚えています。

学生時代の専攻分野や目指していた業界

高校では家政科に属しており、被服や栄養などについて学んでいました。中でも和裁が好きだったこともあり、一時期は遠隔地の専門学校に進みたいという思いもあったのですが、地元である浅川町に残って就職することになります。手にするものを針ではなく、ドライバーに変えていけばいい。そう考えて地元の製造工場を見ていくことにしました。

現在の部署で担当している業務

入社してから約30年間、私は製造現場で組み立て作業などに携わってきました。いつしか次第にチームリーダーとしての役割を担うようになり、自分で手を動かしてモノを作るばかりではなく、工程管理や作業指導などにかかわっていくようになりました。さらに時が経つと管理職に昇格し、現在は修繕課と製造課の課長として二つの課の業務を取りまとめています。修繕課はその名の通り、製品の修理を行う部署で、私は客先へ提出する報告書や試験成績書の確認、作業者の管理などを行っています。一方、製造課はリレーと呼ばれる製品を作っており、製作工程や品質の管理、協力会社の作業管理などが私の役割となっています。

入社以来、一番記憶に残っている仕事があれば教えてください。

入社20年目頃、製造課の班長に任命されたのですが、求められる製品を必要な量だけ作る「1個流し生産」業務をまとめていたことがありました。当社としては初めての試みでしたので、まさに毎日が試行錯誤の連続。オーダーの波も大きく、一度に製造しきれない膨大な受注をいただいたかと思えば、全く受注がない時期も続いて部署のマネジメントには苦慮しました。空いている時期を作業者のスキルアップのために使うなど工夫した結果、最終的にはかなり会社の利益に貢献することができて、充実した気持ちに包まれました。

製造職として、大同信号で働くやりがいを教えてください。

鉄道信号という人が移動するのに欠かせない品、人命にかかわる品に携わっているのですから、自分たちの仕事には誇りを感じています。旅先でも踏切製品などを見かけると、「どこのメーカー製かな?」などとついつい見入ってしまうことも。身近な場に自分の手がけた製品が設置されているのは、何よりのやりがいに繋がっています。ただし、安全にかかわる製品である以上、絶対に不良品を出してはいけません。私自身、基本に忠実に、こだわりを持って作業するように部下たちを徹底指導しているつもりです。

製造職を目指す学生へのメッセージをお願いします。

私も長年にわたって製造の最前線に立ち続けてきましたが、最近は目の前の仕事に没頭するばかりではなく、新しく入る人にこれまでに培ってきた能力を伝えていきたいと思うようになりました。一部では自動化が進んでいますが、リレー製品はほとんどが手作業で製造されているだけに、このラインにかかわる従業員の技術向上が、大同信号としての価値を高めることに直接的に繋がるのは明らか。だからこそ、製造能力のスキルアップを目標とした国家資格の取得なども支援しています。自分の力を試したい方、挑戦することが大好きな方と一緒に、技術を磨き続けていきたいですね。

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