先輩インタビュー

菅 美冬

職務経歴:入社後、現部署へ配属

入社動機

就職活動の間、「人とは違う業種にかかわってみたい」という思いが、いつも頭の中にありました。そんなとき、大学の合同説明会で大同信号の説明を聞き、鉄道信号という仕事に興味を持ちました。海外旅行に行くと、日本の鉄道がとても優れていることに気づかされます。カードをかざすだけで改札を通れ、電光掲示板で行き先が表示され、アナウンスで案内もしてくれる。こんなにサービス精神にあふれたシステムはない。そんな実感を持っていたところだったので、ぜひ働いてみたいと志望しました。

学生時代の専攻分野や目指していた業界

人は音をどういうふうに聞き取っているのか、どういう音なら聞こえやすいかといった音響工学を研究していました。正確に測定する手法の研究もやっていて、就職活動を始めるまでは、そうした測定の技術を生かせる評価機関などを目指していました。ですが、大学の先生方から、日本のものづくりがいかにすばらしいかという話を聞くにつけ、ものづくりに携わりたいという思いが強くなり、メーカーを視野に入れて就職活動を進めるようになりました。

現在の部署で担当している業務

例えば、1つの線路の区間に電車が停車しているときに後ろから電車が来ると衝突してしまいます。衝突を防ぐためには、後方の線区にいる電車には進まないように赤信号を出し、停車を指示します。線区の情報を確認して信号機や転てつ器の動作を安全に制御する「電子連動装置」の電気的設計に携わっています。昨年4月から1年がかりで開発していたもので、上司とどういう装置にするか相談するところからはじめ、回路図を書き、それをもとに工場の方に製造してもらいました。いまは数えきれない試験項目の確認の真っ最中で、紙束と格闘中。合格すれば晴れて製品となります。

入社以来、一番記憶に残っている仕事があれば教えてください。

入社して10か月ほどたったころ、ある治具ユニットの開発を任されました。 治具というのは、装置などを取り付けるための器具のことで、それまでは一つの製品に対して、一つの治具を付けるということを何回も繰り返していたのですが、効率化を考えて共通化しようと取り組んだものです。設計から、協力会社とのやりとり、立ち上げまで、自分一人でやり遂げたのも初めてなら、世の中で使われるものを自分の手でつくったというのも初めて。ついでに、出来上がったものが実装できないという大きなミスを犯したのも初めてでした。設計初期に変更した部分のチェックを曖昧なまま進めたために起こったミスで、以来、自分が納得するまで確認をするよう心がけています。

技術職(ハード)として、大同信号で働くやりがいを教えてください。

どのような装置にしようか考える「設計思案」から、思案に基づいた設計、製造、検査まで、その業務が一つひとつ終わり、製品が完成に近づくごとに安堵感と達成感があります。加えてものづくりを通して社会に貢献できているという思いも、やりがいを与えてくれています。

技術職(ハード)を目指す学生へのメッセージをお願いします。

「失敗してくれたほうがうれしい」。大きなミスをしてしまったとき、周りの方に言われた言葉です。そうやって失敗をすることで、何が大切かを体で覚え、また成長していくのだと付け加えられました。当社の一番いいところは、この失敗を恐れず任せてくれるところだと思っています。電気という分野が自分に合っているかわからず不安に感じている方もいるかもしれませんが、必要なことは研修で一から覚えられますし、失敗を恐れずチャレンジを続ける気持ちを持っていれば、必ず成長できると思います。

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